難民ってどんな人?
Who are refugees?
100人に1人が難民?
世界の人口はいま約73億人。
そのうち7000万人以上が難民です(2017年の国連統計)。
日本でも約2万人が難民としての保護を求めています。
あなたのすぐそばにも難民がいるのです。
あなたがいま難民ではないのは、本当に単なる偶然なのかもしれません。
難民ってどんな人?
第2次世界大戦の反省から、世界は「難民条約」を制定し、日本も
この条約に加盟しています。
そのなかに難民の定義が示されています。
難民とは、命にかかわるような迫害の理由があり、母国から逃れて来た人の事です。「貧しい人」「どこにも行けない人」ではありません。彼らも私たちと同じように、仕事や学校に通い、普通の生活をしていた市民なのです。
難民は社会にとって
危険な存在?
難民だから社会にテロをもたらすのではありません。彼らこそがまず、暴力とテロの恐怖から逃れるために、命をかけて母国から逃げてきたのです。
難民ってどんな人?
日本には「偽装難民」が多いの?
日本政府は「ほとんどの難民認定申請者は“偽装難民”である」と発表していますが、その具体的な人数は示していません。
そもそも“偽装”とは何なのでしょうか?
日本では難民認定申請者の99.9%が難民と認められていません。この世界的難民危機のなか、日本政府が認める“真の難民”は0.1%なのです。
難民は日本社会の
重荷なのでは?
難民は成人であれば、私たちと同じように社会で働き、納税し、自立していく人たちです。今まで世界中で、難民でありながら、学術研究や芸術や様々な分野で活躍している著名人がいるは、もはや周知のことです。少子高齢化による労働力不足が進む日本の社会では、彼らの存在はより重要になるだけではありません。彼らの文化や伝統に触れることで、私たち日本社会もより彩り豊かな、国際的に成熟した社会になっていくのではないでしょうか?
日本の受け入れは
少ないんだって??
日本の受け入れは
少ないんだって??
日本の難民認定率は0.1%!
日本の認定基準は厳しく、
ほとんど受けいれていないのが現状です。
国際社会と比較して
日本の受け入れは?
世界の国々と共同し、紛争をなくし平和な世界を作るために積極的に難民を受入れることが日本の国際社会での役割ではないでしょうか?